お家でも透明丸氷作れないかな~なんて思ったことないですか?
実際は作ろうとしても氷の中が白くなってしまう…
家庭の冷蔵庫の製氷機ではこんなものだと考えてませんか?
家でも透明氷は作れます!
また透明な丸い氷ができる製氷器も販売されています。
透明氷の作り方と透明丸氷の製氷器を知っていれば、家飲みの時間をちょっと贅沢にできますよ。
家庭用冷凍庫で透明氷の作り方
氷が白くなるのはなぜ?
水道水が凍るときに外側から徐々に凍っていき、水に溶けていた「空気」や「ミネラル分」などの不純物が中央部に集められて凍ることで、氷の中央が白く見えるんです。
いつもの製氷機で作った氷には不純物が閉じ込められているということですね。
また、白くなった氷は不純物の影響で熱伝導がよくなるので溶けやすくなってしまいます。
透明氷の作り方
水は水道水でもよいですが、一度沸騰させたものを使います。
沸騰させると水に溶けた空気が追い出され、気泡として取り込まれる空気の量が少なくなり透明度が上がります。
水だけを凍らすにはゆっくり凍らしていきます。
ゆっくり凍らせることにより気泡が発生しても凍るときに気泡が取り込まれるこるが少なくなります。
半分くらい凍ったら残りの水を捨てます。
不純物が入ってしまった白っぽい氷と比べて溶けにくい氷になります。
製氷する器にタオルを巻くと保温が出来てゆっくり凍らすことができます。
この作り方をすれば牛乳パックを使って大きな透明氷の塊を作ることも可能です!
今回500mLの牛乳パックにタオルを巻いて24時間凍らせてみました。
結果は24時間では全ては凍りませんでした。白くなるだろう部分は水のままだったので捨てました。
透明氷はできましたが大きいので使いづらいですね。
なので砕いて適当な大きさにしてロックアイスとして使おうと思いますが氷を砕くのもちょっと手間ですね…
透明丸氷を作るドウシシャの製氷器(丸型2個)
大きい透明氷を作っても飲み物には使いにくいので、こちらがおすすめです。
断熱容器に容器を入れているため、水は上からゆっくり凍ります。
そのため気泡も凍るときに取り込まれにくくなり丸型容器には透明な氷ができます。
不純物が凍る速度は水が凍る速度より遅くなるため、不純物は貯水容器の下のほうに溜まる構造となっています。
貯水容器を断熱容器に入れるときは水をしっかり拭き取ってからいれると、
取り出すときに引っ張り出しやすくなります。
出来上がりは若干気泡が入ることやバリができてしまいます。
ただ、バリは取り出したときに包丁で削ればよいし、気泡も少し溶ければ気にならなくなります。
実際に使ってみて
16時間以上かけて凍らせるとしてますが、私の場合は24時間ほど冷凍庫に入れています。
単純に「夕方に冷凍庫へ入れて翌日の夕方に取り出す」そんな感じで作ってストックしています。
(冷凍庫の性能も関係してくると思います)
他に貯水容器の下部でに出来た氷も両脇は比較的透明な氷になっているのでブロック氷として使えますよ。
この氷を取り出すとこんな感じです。
ちなみに貯水容器の下にできた白っぽい氷をなめてみましたが、美味しくないです(笑)
透明丸氷ができているということは不純物が濃縮しているって事なのでお試しで口に含んでみようと思わない方が良いです。本当に美味しくないので(笑)
使用するグラスにもよりますが直径6㎝は若干小さいかな?という気もします。
でも家で飲む分には十分満足できるサイズ感だと思います。
後、製氷器の価格もお手頃だと思います。
\ 口当たりの良い美味しい梅酒です /
この夏もまだまだ暑いので透明丸氷にチャレンジして飲み物を冷たくおいしく、また楽しくしていけたらどうでしょうか?
ついでにグラスもちょっとイイものにして雰囲気を変えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
それでは素敵な透明丸氷生活を!
コメント